四日市市の塩浜にある陽のひかり接骨院・整体院の院長の見並です。
本日もブログを読んで頂きありがとうございます。
一言で捻挫と言っても、関節ならどの関節でも捻挫になり得ますので、色々な状態の方がいらっしゃると思います。
足首や手首を捻った方、交通事故のむち打ち症なども首の捻挫と呼べますね。
今日は捻挫の後遺症について書いて行きたいと思うのですが、その前に捻挫に軽く触れておこうと思います。
僕は接骨院も営んでおりますので、柔道整復師という資格も持っており、捻挫や打撲は専門家と言えると思います。
捻挫とは、通常動ける関節の範囲を超えて動いた際に、その関節の周囲の軟部組織(筋肉や靱帯、腱など)を痛めてします状態を指します。
この状態の際は、いわゆる怪我の状態なので、安定が基本で、テーピングなどの固定を行い、極力負担を掛けない様にする事が重要と考えます。
この時無理をしてしまうと、靱帯などが伸びた状態で修復されると、いわゆる関節が緩い状態になるので、その状態になると、それもまた後遺症として後に症状が出やすくなってしまいます。
しっかりと固定していると、しばらくすると傷が治り、腫れなどの炎症状態が落ち着いて来ます。
通常の足の捻挫だと1週間くらいで落ち着いてくるのですが、しばらく固定を行っていたので、今度は動きを取り戻していくために、筋肉を緩めたり、関節を動かしたり、負荷を掛けたりして、以前と同じ動きが出来る様にリハビリを行って行きます。
骨折でも同じですが、だいたいこれを【固定した期間の2倍がリハビリの期間】が目安になります。
※あくまで目安です。年齢や部位、傷の状態などで変わります。
これが大まかな流れとなります。
今日書いて行きたいのは、捻挫の【後遺症】いわゆる傷が治った後の状態を指すんですね。
足の捻挫を例にして、多い後遺症としては
・傷は治ったけど、足首が痛む
・ふくらはぎは張る、痛い(周辺の筋肉の痛み)
・反対の脚の不具合
・腰痛
・股関節痛
この辺りが多くなります。
足の捻挫をしたことない方は、分かりづらいかもしれませんが、歩き方が変わったり、身体を安定させようとすると、案外他の所にも痛みが出る方も多いんです。(もちろん先に挙げた『むち打ち症』でも首を安定させるのに、筋肉を緊張させ、結果として背中の張りが強くなったりします。)
接骨院で健康保険にて処置やリハビリが出来るのは、あくまで捻挫をした怪我の場所だけなんですね。
もちろん重要な事なので、当院でもしっかりと処置を行って行きます。
ただ傷が治るまでは、どうしても時間が掛かる事、その間は傷を庇うため、身体の使い方が変わる事、そのため他の箇所に大きく負担が掛かる事があるので、後遺症の事を考えると保険の範囲内の施術では限界があると考えます。
当院では接骨部門の他にも、自費による整体部門が有り、整体の部門では当院と患者様の直接的なやり取りなので、足の捻挫の後遺症で骨盤の施術を行なおうが、誰に何を言われることも有りません。
痛めてから経過が長くなると、お時間が掛かってしまう場合も有りますが、全体的な調整を行なうことによって、それぞれの関節が動く様になっていると、後遺症として出ていた症状も大きく変わる事も多いです。
また怪我のタイミングで、身体の感覚を担うボディマップが変わり、歩き方も変わってしまっている方も居るので、その辺りも調整していくと変化はより大きくなると考えます。
後遺症を良くしていくためには、怪我をした所だけでなく、全体的なバランスを整え、その状態でお身体の使い方を良い状態に変えていく事が重要だと考えます。
中々治らない捻挫などの後遺症でお悩みの方は『陽のひかり接骨院・整体院』にご相談くださいね。