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寝起きに首が痛くなる『寝違え』でお困りの方へ 後編

こんにちは!

四日市市の塩浜にある陽のひかり接骨院・整体院の院長の見並です。

 

 

今日は前回に引き続き『寝違え』について書いて行きたいと思います。

 

 

前回の記事

寝起きに首が痛くなる『寝違え』でお困りの方へ 前編 | 陽のひかり接骨院・整体院 (hinohikari-bs.com)

今回の記事を読まれる前に、ぜひご一読下さいませ。

 

前回は寝違えの状態、原因について書きましたが、今回は対処と解消方法などについて書いて行きたいと思います。

 

寝違えの症状は、首の動かし辛さなどはあるものの、ぎっくり腰の様に動けない訳ではないため、発症しても様子を見る方も多い様に感じます。

 

注意点が必要なのは、安静時の痛みが顕著な場合、腕の痺れが出ている場合などは、すぐに専門家にご相談頂いた方が良いと考えます。

 

通常であれば寝違えの症状は、3,4日ほどで治まる事も多く、発症から日を追うごとに症状が落ち着いてくる事がほとんどです。

(補足:初日の症状を10とすると、2日目は痛みは4~5、首も少し動かしやすくなり、3日目は2~3、動かした時に少し痛む などの経過の方が多いです。)

 

ここでも2日目、3日目とあまり症状が変わらない方は、複数の問題が起きているか、何らかの形で自然に解消できない状態なので、一度お身体の状態を専門家にご相談頂くのが良いと考えます。

 

寝違えの特徴として、先ほど徐々に症状が落ち着くと書いたのですが、寝違えは何度か繰り返されている方も多いです。

 

年に数回、重症な方ですと一月の中で2回程寝違えているという方もいらっしゃいました。

 

寝違えを経験された事がある方はわかると思うのですが、大体の方が右か左、どちらかが向き辛いという方が多いと思います。

 

また痛みなどの症状が治まった方も、首の違和感や動かし辛さは残っているという方も多い様に思います。

 

これも諸説あるので、人によって状態は違うと思うのですが、片側だけ向き辛い、違和感を感じるというのは

 

・左右バランスが大きく違っている状態

・足首の捻挫の様に、再負傷しやすくなっている

・どこかの関節の動きが悪くなっているので、負担が掛かりやすくなってる

 

などの方が多い様に思います。

順番に説明をしていきたいと思います。

 

<左右バランスが大きく違っている状態>

そもそも人間は左右均等では無いのですが、偏りがあまり大きくても良くないと考えます。

前回も原因について書いたのですが、寝違えを起こされる方は、そもそもが何らかのきっかけで左右のバランスが大きく偏っている事も多いです。

 

痛みによる運動制限、痛み後の強張り、関節運動の差の左右差が大きくなればなるほど、痛めるたびに偏りが大きくなってしまう人もいるので、悪循環になってしまう方も多いです。

 

<足首の捻挫の様、再負傷しやすくなっている>

寝違えを繰り返されている方は、同じ場所が痛くなる方も多いです。

関節可動域は動ければ動ける程良いと感じる方もいるかもしれませんが、通常は動き過ぎると、神経や血管、その他の組織を痛めるため、靱帯などで動けなくなっています。

 

通常よりも関節が動き過ぎると、柔らかいのではなく、ルーズニングと呼ばれる関節が緩い状態になります。

 

この状態になると、これ以上行くと痛めると感じた際に、痛みを出して止める事もあります。

 

<どこかの関節の動きが悪くなっているので、負担が掛かりやすくなってる>

このパターンは寝違えなどの首の痛みだけに関わらず、腰痛などどの症状にも多いパターンになります。

寝違えで多いのは

・上部頸椎(首の骨の上の方)と下部頸椎の動きが悪く、首の骨の真ん中が動き過ぎている

 (先ほどのルーズニングの原因)

・胸椎(肋骨が付いている背骨)の動きが悪く、首の骨の関節の負担が増えている

・肩甲骨周辺の組織に強張りが有り、首の筋肉関節の負担が増えている

辿っていくと腕や横隔膜、骨盤などもっとたくさん有りますが、だいたいこのパターンが多いです。

 

症状が出る場所は、動き過ぎていたり、負担が増えている場所が多いのですが、原因はそこにはないため、動きが悪い所を動かした方が良いと考えます。(動き過ぎの所を揉むと悪化します)

 

簡単ですが以上が寝違えを繰り返されている方で多い症例になります。

 

再発を予防するためには、ある程度筋肉や関節の柔軟性が良い必要が有ることは何となく理解いただけたと思うのですが、寝違えは患部を痛めて、炎症が起きている場合なども有るので、発症してすぐは、ご自身で揉んだり、動かしたりすることはお勧め致しません。

 

良くなった後は、ある程度動かした方が良いのですが、首の骨の関節は伸展と呼ばれる、上を向く状態、上を向いて45度傾ける状態にすると、関節や神経の負担は大きので、再度痛める原因になります。

 

本当にゆっくりやればリスクは少ないかもしれませんが、さきほど挙げた動作や、首をグルグルと回す動作は控えて頂いた方が良いと考えます。

 

本当はお身体の状態を一度見て、その上でセルフケアをお伝え出来ればと思いますが、ご自身で行う場合は以上の点は注意頂ければと思います。

 

当院の施術に関しては、検査を行い先ほど挙げた点を改善する事で、動きやすくなり、弱っている関節に負担が掛かり辛くなる様に、施術を行っていきます。

 

しっかりと調整を行なって行けば、早期に寝違えの症状を解消したり、それぞれの関節が動く事で、再発のリスクを下げる事は出来ると考えます。

 

四日市にて『寝違え』や『首の痛み』でお困りの方は『陽のひかり接骨院・整体院』にご相談くださいませ。