こんにちは!四日市市塩浜にある
陽のひかり接骨院・整体院
女性セラピスト 見並です。
7月から産後骨盤矯正のセラピストとしてデビューさせていただき
たくさんの方のご予約が入り、とても嬉しく思います!
今回は、私が担当させていただいている方の中で特に多い
『産後の恥骨痛』について書いていきたいと思います。
骨盤の構造について
その前に骨盤や恥骨について簡単に説明していきます。
骨盤とは骨の名前ではなく、『寛骨』『仙骨』『尾骨』が
合わさった状態を骨盤と呼びます。
骨盤は男性と女性で形が異なっており
男性は『狭くて深い』円形又はハート型、女性は『広くて浅い』円形又は楕円形をしています。
そして恥骨は骨盤の中の寛骨を構成する骨の1つで、左右に1対で存在しており
恥骨と恥骨の間には、数多くの靭帯や腱が付着しています。
恥骨痛とは
では簡単に恥骨痛とはどんなものか簡単に書いていきます。
恥骨は骨盤の前面についているため
鼠径部や股関節の痛みと思い、ご来院される方も多くみえます。
恥骨とは、個人差がありますが、おへそから指10本分ほど
下にさがったところにある、少し盛り上がった骨が恥骨になります。
歩いたり座ったりした際や、少し抑えた時に痛む場合は
恥骨に何らかのストレスがかかっている状態になります。
患者様のお悩み
当院にみえる患者様はどういった際に、恥骨の痛みを感じるのか。
産前は特には気にならなかったのが
▷立ち上がる際に傷む
▷あぐらをかくと痛い
▷長時間運転すると痛くなる
など
産後に恥骨の痛みを感じるようになったという方が多くみえます。
では産後の恥骨痛の原因と考えられることをご紹介していきます。
骨盤周りを緩めるリラキシン
妊娠中は妊娠初期から、『リラキシン』というホルモンが分泌されます。
このリラキシン、どういった働きをするのかというと
赤ちゃんが身体から出てきやすくなるために
骨盤周りの筋肉や靭帯を緩める働きをします。
いわゆる出産にむけた身体の準備をしてくれる
大事な役割をしてくれるのです。
少し恥骨痛と話は反れますが
良く「帝王切開でも骨盤矯正は必要?」とお問合せをいただきます。
先述した通り、リラキシンは妊娠初期から分泌されるため
自然分娩・帝王切開関係なく骨盤周りは緩んできます。
ですので、帝王切開の方でも骨盤矯正は必要だと私は考えます。
リラキシンの分泌と恥骨痛
ではこのリラキシンが恥骨痛にどう関係しているのか。
先ほども書いた通り恥骨は左右にあり、この左右にある恥骨を繋ぐ部分が
「恥骨結合」と呼ばれ、数多くの靭帯や腱が付着しています。
恥骨結合は通常時は2~3ミリなのですが、出産時には7~8ミリ程広がります。
妊娠中に徐々に開いていき、出産時に急激に広がるため
恥骨結合にある靭帯等が傷つき、痛みを感じやすくなります。
また、骨盤が広がり歪んだ状態だと
恥骨結合が炎症を起こし、この炎症もまた痛みの原因と考えられます。
恥骨痛に対する対処
では恥骨が痛む際、どのような対処をした方がいいかというと…
▷寝返りをする際は足を閉じる(又は足の間のクッションを挟む)
▷床など硬いところには極力座らず、座布団やソファなどに座る
▷腰は曲げず、膝をまげてしゃがむのを意識をする
などの対処法があります。
傷が入っていたり炎症が起きている場合、無理をすると
痛みが増す場合があるので、無理をしない事が大切です。
個人差にもよりますが、産後2カ月以上過ぎても
痛みがまだある場合は、骨盤の歪みや広がりが原因かもしれないので
一度ご相談いただければと思います。
女性セラピストだからこそ
当院の産後骨盤矯正は
現在2人の子ども(小学4年生、年長さん)をもつ現役ママが対応いたします。
自分が産後に腰痛や体型の変化等、様々な症状に悩まされたからこそ
今お悩みの方のお力に少しでもなれるよう、日々勉強しております。
また、当院は個室もございますので、お子さま連れも大歓迎です。
バウンサーやおもちゃもご用意しておりますし
保護者の方がよろしければ、スタッフが抱っこさせていただき
全力であやします!(笑)
スタッフ全員小さいお子さんが大好きなので
ぜひぜひご一緒にお越しください◎
産後の恥骨痛は、骨盤を整えることで
解消されるかもしれないので
お悩みの方はぜひご予約くださいね◎