こんにちは!四日市市塩浜にある
陽のひかり接骨院・整体院
女性セラピスト 見並です。
約10カ月もの間、お腹の中で赤ちゃんを育て、命がけで出産をし
やっと赤ちゃんに会えたのはいいものの
産後、妊娠中程ではないけれどもお腹がポッコリでている…。
数カ月経っても産前のようにお腹がへこまない…。
そんなことはありませんか?
今回は、そんな産前と産後の身体の違いや、体に起こる症状など
自身の経験もふまえて、書いていきたいと思います。
妊娠中に起こる身体の不調
妊娠中は、つわりや食の好みの変化など様々変化がありますが
そのあたりは私の専門外なので、詳しく書くことは控えておきます。
ちなみに私は娘と息子の時では、食の好みが全く違い
娘の時は甘い物が食べたくなり、息子の時はジャンキーなものが食べたくなりました。(笑)
筋肉や骨格の変化と言いますと、下記の以前アップした記事でも書きましたが
まず妊娠初期から、女性の身体では「リラキシン」というホルモンが分泌されます。
このリラキシン、ママの身体がお産をしやすいように
骨盤周りの筋肉や靭帯をゆるめ、骨盤を広がりやすくします。
リラキシンは、個人差にもよりますが産後2~3日で分泌が止まる人もいれば
産後6カ月ほどまで分泌が続く人も、なかにはみえるそうです。
リラキシンが分泌され、骨盤が広がりやすくなると
骨盤の下にある、内臓等をささえる筋肉「骨盤底筋群」も弱りやすくなり
内臓の下垂や尿漏れなどの症状がでやすくなります。
内臓が下垂することにより、血流や代謝が悪くなり
また妊娠前は正常に使えていた腹筋も
お腹が大きくなり、腹筋が伸ばされることで正常に使えなくなり
ポッコリお腹や太りやすくなる原因とも言われています。
またお腹が大きくなってくると、様々な血管や神経が圧迫されたりなどで
こむら返りなどの症状も起こりやすくなります。
いざ出産!その時骨盤は…
長い妊娠生活を終えて、いざ出産!
その時、骨盤の状態はというと…。
先述したリラキシンの影響と、赤ちゃんが下に
どんどん下がってくるのもあり、骨盤が広がっていきます。
骨盤を形成する骨のうちの1つ、恥骨は左右対称に一対であり
その恥骨の間を「恥骨結合」と呼びます。
通常時この恥骨結合は2~3mmほど空いていますが
出産時には7~8mmまで間が空きます。
その際、恥骨結合にある筋肉や靭帯が傷つき
後に恥骨痛を訴える方も多くみえます。
無事出産を終えてホッと一息…?
無事に出産を終えてホッと一息…
というわけでもなく!(笑)
骨盤はぐらぐら、悪露も続き
産後の身体は交通事故にあったぐらい
ダメージを受けているという話もあります。
妊娠・出産で変化した身体を元に戻す
産褥期(6~8週間)を過ぎても、腰痛や全身の倦怠感、尿漏れなど
様々な症状が残りやすくなります。
原因と考えられるもの
原因の1つとしては、妊娠・出産によって
長期間骨盤が広がり歪み、その状態で骨盤周りの筋肉が固まると
関節が正常に動けなくなったり、血流が悪くなったりします。
また妊娠中の体型の変化により、姿勢や普段使う筋肉も変わり
産後もその状態を引きずり、反り腰などになりやすくなります。
当院の骨盤矯正では
当院の産後骨盤矯正では
まず
『①ガチガチに固まった骨盤周りの筋肉の緊張を緩める』
筋肉が緊張した状態で、無理やり関節を動かすと
痛める可能性があるので、まずは固まった筋肉を緩めることから始めます。
『②固まった関節を動かす』
妊娠中の反り腰などで
股関節等の関節が正常に動いていない場合が多くあるので
周りの筋肉を緩めた後に、関節を動かして動ける範囲を増やし
その動ける状態を脳に覚えさせていきます。
『③骨盤を締める』
筋肉を緩め、関節を動ける状態にした後は
いよいよ広がった骨盤を締めます。
骨盤を締めることにより、様々な症状の改善が期待されます。
『④骨盤周辺の筋肉のリハビリ』
妊娠・出産で筋肉の使い方が、大きく変わってしまっているため
産前の正しい筋肉の使い方に戻すリハビリを行います。
ただ骨盤を締めるだけではなく、このリハビリがとっても重要なんです!
施術前には今の患者様の状態を把握するため
そして、少しでも患者様のお悩み解消の手助けができるように
しっかりと問診、検査を行います。
同じ女性であり、妊娠・出産を経験したからこそ
共感でき、解決できることも多いと思います。
産後はデリケートなお悩みも多いからこそ
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