こんにちは!
四日市の塩浜にある陽のひかり接骨院・整体院の院長の見並です。
本日もブログを読んで頂き、ありがとうございます!
本日のテーマは『手のこわばり』となります。
特に朝一の手の強張りとなると『関節リウマチ』などの状態をイメージされる方も多いと思います。
実際リウマチと診断されるのには、いくつかの条件が有り、その中に『朝一の両手の強張り』も項目に入っています。
僕は医師ではないので診断は出来ませんが、参考までに『関節リウマチ』の診断基準を書いておきます⇩
□ 朝のこわばりが60分以上続く事。
□ 3領域以上の関節に腫れが有る事。
□ 手の関節に脹れが有る事。
□ 左右、対称で有る事。
□ リウマトイド因子が陽性で有る事。
□ レントゲン所見がリウマチに合致する事。
この中から4つ以上当てはまる方が、陽性となります。
皆さん驚かれるのですが、結構たくさん条件が有るんですよね。
また分類分けとしては、症状が出ている関節の数や、血液検査、期間などもあります。
ご興味が有る方は調べてみて下さいね。
僕の個人的な考えではあるのですが、実際にまだまだ不明な点も多いですし、関節リウマチは自己免疫疾患(免疫系が自分を攻撃してしまう事)の一種なので、整体の施術で治すというのは難しいと考えてます。
(リウマチに関する施術理論や経絡アプローチなどが有る事は知っております。
その上で治すの基準にもよると思いますが、緩和は出来ても治す事は個人的には難しい場合が多いのではないかと考えております。)
ただその中でも、リウマチと言われた方の手の強張りの症状でお悩みの方が、整体の施術を行う事で良くなるという事もあります。
これは腰部椎間板ヘルニアと言われた方でも良くあることなのですが、痛みなどの症状の原因が他に有り、整体施術で介入出来る筋肉の緊張や、関節の動きなどの部分の問題が合わさっていたケースが多いのではないかと思います。
最初に除外したいのが、当院にいらっしゃる方の中でも、前述した関節リウマチの条件に当てはまらないものの、関節リウマチと言われたケースです。
最近ではスマートフォンにて簡単に調べる事も出来ますので「基準に当てはまらない」と患者さん自身も疑問に思って来院されるケースも多いです。
その他にも身体の弱化、身体の使い方の変化に加えて、実際に日常の中で、腕を使用する事が増えた事なども関与していると思います。
身体の弱化、使い方に関しては、年齢を重ねて少し弱ってしまった部分(直接よりも間接的にあまり使わないサポート筋が多い)や、腕や肩などが上手く使えずに、手の負担が増えている場合もあります。
腕はデスクワークやスマートフォンの使用でも良く使われますし、手の強張りに関係する肩甲骨や首周りの状態は姿勢や不動の問題で、首から腕にかけての神経や血管の循環の問題や、運動パターンの負荷の偏りの問題は良く見られ、これにより朝一の手の強張りが抜けない方も多いです。
こういった方は整体の施術にて、一定の効果が期待できるのではないかと思います。
当院では可動域や関節の遊び、実際に再現を行うなどの動きの検査、力の入り方などの筋力検査、場合によっては姿勢のチェックなど様々な検査を行って、症状を感じている所だけでなく、症状に関与している所の施術、それが効果があるのかの再検査を繰り返し行って行きます。
実際に関節リウマチにて変形が大きく進んでいる場合なども有りますので、整体を行う事ですべての手の強張りが良くなるとは言いませんが、肩甲骨周辺や前腕部の筋肉の張りや血流の悪さから症状が出ている方もいらっしゃるので、お力になれるか一度状態を見せて頂ければと思います。
四日市にて朝一の手のこわばり、手の違和感でお悩みの方は『陽のひかり接骨院・整体院』にご相談くださいませ。