こんにちは!陽のひかり接骨院・整体院の院長の見並です。
今日は『足底筋膜炎(足底腱膜炎)』について書いて行きたいと思います。
最近は特に足の裏や踵の痛みが気になる方が多い様にかんじておりますので、ぜひ最後までご覧頂ければと思います。
足底筋膜炎とは?
『足底筋膜炎』とは、足の裏側にある『足底筋膜』という組織に炎症が起きることで、足の裏や踵に強い痛みを引き起こす状態を指します。
足底筋膜は足の指からかかとまでをつなぐ大切な組織で、体重を支えたり、歩行時の衝撃を吸収する役割を担っています。
しかし過度の負担や間違った歩き方などによって、この筋膜に炎症が生じ、痛みが発生する事が多いです。
主な原因とリスク
足底筋膜炎の主な原因としては、以下のようなことが挙げられます。
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年齢の影響
年齢を重ねることで、足底筋膜が硬くなり、柔軟性が失われることがあります。これにより、負担がかかりやすくなります。 -
体重の増加
急激な体重の増加は、足底筋膜に過剰な負担をかけ、炎症を引き起こす原因となり事もあります。 -
不適切な靴の使用
足に合わない靴を長時間履くことは、足底筋膜への負担を増加させ、痛みを引き起こす要因にもなります。 -
歩き方や姿勢の乱れ
歩き方や立ち方の癖、骨格の歪みなどが原因で、足底筋膜に不均等な負荷がかかり、炎症が起きやすくなります。
多くのケースでは、片足に症状が現れることが多く、重心の位置がずれることや、歩行時の偏りが関与していると考えられています。
症状
足底筋膜炎の主な症状は、踵や足の裏に感じる痛みです。
特に朝起きた直後や、歩き始めに痛みが強く感じられます。
初期段階では歩き出すと痛みが和らぐこともありますが、症状が進行すると、動いていても痛みが持続することが増えます。
自然に回復しにくい理由
足底筋膜炎は、一度発症してしまうと自然に回復することは難しく、放置すると症状が悪化することがあります。
足底筋膜に炎症が起きた場合、完全に休めることが難しいため、歩行時の負担が続くことになり、状態が改善しません。
日常的に歩くことが多いため、痛みを感じてもそのまま使い続けると、症状が長引いてしまうことがあります。
治療の重要性と早期対応
足底筋膜炎が発症した場合、症状が悪化する前に早期に治療を行うことが改善の鍵となります。
特に、足底筋膜炎は痛みが強くなる前に対処することが、再発を防ぐためにも非常に大切です。
一般的な治療法
整形外科などで行われる治療としては、次のような方法があります。
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足底板の使用
足底板(インソール)を使用して、足底筋膜への負担を軽減します。 -
電気治療や注射
電気を使った治療や、局所的な注射によって炎症を抑える方法です。
これらの方法も効果的なので、解消出来れば良いのですが、日常の負荷も大きいので解消できない方がご相談頂くケースが多いです。
解決策として
足底筋膜炎を根本から解決するためには、足底筋膜にかかる負担を減らすことが必要です。
そのためには、骨格の歪みを整えることや、歩き方の改善が重要だと考えます。
足首や膝、股関節など、関節の調整を行うことで、全体的なバランスが整い、足底筋膜への負担が軽減されます。
当院では、足底筋膜炎の症状に対して、全体的な身体のチェックを行います。
姿勢をチェックするためにお写真を撮ったり、立位や座位での徒手検査を行い、痛みが出る動作を確認します。
これにより足底筋膜にかかる負担も軽減され、再発を防ぐことができると考えています。
まとめ
踵や足の裏の痛みが長引いている方、なかなか改善しない方は、ぜひ一度お身体の状態を見せて頂ければと思います。
四日市にお住まいの方で『足底筋膜炎』や『足の痛み』でお悩みの方にとって、お力になれると思います。
足底筋膜炎を早期に改善し、再発を防ぐためには、日々の疲労を上回る回復力を必要とするため、適切な治療と生活習慣の見直しが重要と考えます。
お困りの方は、ぜひ一度『陽のひかり接骨院・整体院』にご相談くださいね。