こんにちは!
四日市・塩浜にある 「陽のひかり接骨院・整体院」院長の見並 です。
本日も当院のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます!
最近『肩こり』のご相談が増えています。
少し寒くなり身体が緊張しやすくなったり、着込んだりする事も影響があるかもしれませんし、寒くなると水が飲めなくなるので、そういった事も関係があるかもしれません。
ただ元々のベースに疲労が有ったりとお身体の状態にもよる部分も有りますので、今日はそういった事も踏まえて『肩こり』について書いていきたいと思います。
肩こり・肩甲骨まわりの痛みでお悩みではありませんか?
近年ではデスクワークやスマートフォンの使用時間が長くなることで、
「首や肩の張りが取れない」「肩甲骨の間が痛む」と感じて来院される方が増えています。
肩こりの主な原因のひとつは頭の重さを支えるための筋肉の使いすぎ” にあります。
人の頭は約5〜6kg。その重さを首や背中の筋肉で支えているため、
姿勢が崩れたり、長時間同じ姿勢を続けることで筋肉が疲労し、
やがて「こり」や「痛み」として症状を感じられるようになる場合も多いと思います。
セルフケアで良くならない肩こりの特徴
軽度の肩こりであれば、ストレッチや体操などのセルフケアでも改善することがあります。
しかし、「揉んでも良くならない」「ストレッチをしてもすぐ戻る」など、
変化が見られない場合は、根本的な原因が他に隠れていることが多いです。
たとえば──
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肩甲骨や肋骨まわりの関節の動きが硬い
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筋肉が常に過緊張している(力が抜けにくい)
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姿勢や呼吸の癖によってバランスが崩れている
ここで見落とされやすいのが、「呼吸の浅さと背骨・肋骨の硬さ」です。
呼吸が浅くなると、横隔膜が十分に動かず、
それに連動して背骨(特に胸椎)や肋骨の動きも制限されます。
実はこの胸郭(きょうかく)の硬さこそが、肩甲骨を動かしにくくする最大の要因なのです。
呼吸と背骨・肋骨・肩甲骨の連動関係
呼吸のたびに、背骨と肋骨は本来“波のように、しなやかに動いています。
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吸う時:肋骨が外に広がり、胸椎がわずかに伸び、肩甲骨が外側へ開く
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吐く時:肋骨が内に閉じ、背骨がやや丸みを帯び、肩甲骨が内側に戻る
この動きの連鎖がスムーズであれば、
肩甲骨は背中に張りつくことなく「滑るように動く」状態になります。
しかし、背骨や肋骨が硬くなっていると、
肩甲骨は土台ごと動かなくなり、
代わりに首や僧帽筋が過剰に働くため、肩こり・背中の張り・頭痛が起こりやすくなると考えます。
呼吸を整えることが、肩こり改善の第一歩
深い呼吸を行うためには、
横隔膜(お腹の奥にある呼吸筋)、肋骨の開閉、骨盤底筋、そして背骨のしなやかさが欠かせません。
これらが協調して動くことで、
体幹の内圧が自然に安定し、背中や首・肩の筋肉に余計な力が入らなくなるのです。
つまり──
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呼吸=肩甲骨の可動性(呼吸が深いほど肩が軽く動く)
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横隔膜=姿勢安定の中心(体幹を支える呼吸筋)
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吐く=副交感神経のスイッチ(リラックスと筋弛緩)
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背骨と肋骨のしなやかさ=動きの連鎖を生む土台
この4つの連動が整うことで、呼吸と姿勢がひとつのリズムを取り戻し、
結果的に「肩甲骨が自然に動く身体」に変化していきます。
専門家による身体のチェックが効果的な理由
「どの筋肉が強張っているのか」「どの関節が動いていないのか」
「呼吸や姿勢のバランスはどうか」などを正しく評価することで、
痛みの本当の原因を見つけることが出来るのではないかと考えます。
当院では、
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骨格と筋肉のバランス
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神経の働きや姿勢の癖
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背骨と肋骨の可動性・呼吸パターンの連動性
これらを総合的にチェックし、
お一人おひとりに合った施術・呼吸法・ストレッチなどのセルフケアをご提案しています。
肩甲骨まわりのこり・痛みでお困りの方へ
「マッサージしてもすぐ戻る」「姿勢を良くしようとしても疲れる」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度専門的なケアを受けてみてください。
陽のひかり接骨院・整体院 では、
呼吸・背骨・肋骨・姿勢・神経のつながりを整えることで、
根本から身体を回復させる施術を行っています。
肩こりでお困りの方は、ぜひ一度ご相談頂ければと思います。


