こんにちは!
四日市の塩浜にある『陽のひかり接骨院・整体院』の院長の見並です。
日中は暖かい日も続きましたが、最近は急に冷え込んできましたね。
寒さが体に与える影響は大きく、特に筋肉の緊張が増し、体にかかる負担も大きくなる時期です。そのためか、先週は『坐骨神経痛』に悩まされる方が何名かご来院されました。
この時期、坐骨神経痛でお困りの方も多いと思いますので、今日はこの症状について詳しくお話ししたいと思います。
今回も先日ご来院いただいた患者様のケースをもとにしてご紹介させていただきたいと思います。
この方は季節の変わり目に加え、部署の異動など環境の変化があり、慣れない業務に追われて忙しく過ごされていました。
そのため、緊張状態が続き、体の疲れも溜まっていたものの、忙しさにかまけて無理をされていたようです。
そんな中、重たい物を持っていた際にふとバランスを崩し、少し力を入れた際に臀部に違和感を感じたのが症状の始まりでした。
最初はそれほど強い痛みは感じなかったものの、そのまま放置していると夕方になってから痛みが強まり、次第に歩行が困難な状態にまで悪化しました。
このままでは仕事に行けなくなってしまうと感じ、早急に改善策を探し、整形外科でリハビリを開始しましたが、症状の変化は実感できず、別の方法を探し、当院にご来院いただいたという経緯です。
さて、ここでお話ししたいのが『坐骨神経痛』についてです。
坐骨神経痛は、坐骨神経が圧迫されたり刺激されたりすることによって、臀部から足にかけて痛みやしびれが現れる症状です。
この神経は、脳から脊髄を経て腰部で馬尾神経となり、その後、坐骨神経として足へとつながっています。
坐骨神経痛を引き起こす原因を、ざっくりと紹介させて頂くと
- 腰部椎間板ヘルニア:椎間板が変性し、神経を圧迫することによる痛み。
- 脊柱管狭窄症:加齢や姿勢不良により、脊柱管が狭くなり神経を圧迫する症状。
- 梨状筋症候群:臀部の梨状筋が緊張し、坐骨神経を圧迫することによる痛み。
これらの原因によって、坐骨神経が圧迫され、痛みやしびれが発生する方も多いです。
坐骨神経痛の予防と注意点
坐骨神経痛は予防方法もありますが、症状が続いている場合、自己判断での改善は非常に難しいことが多いです。
その理由は、坐骨神経痛の原因がどこにあるのかを自分で判断するのは非常に難しく、正確な対処ができないからです。
症状が出た場合は、専門家に相談することが重要です。
重篤な症状との鑑別を図るため、整形外科でのレントゲンなどの検査を受けるのも有効な方法です。
坐骨神経痛の原因と治療法
例えば、整形外科で『腰部椎間板ヘルニア』と診断された場合、電気治療やけん引療法、痛み止めの処方が行われることが多いです。
しかし、椎間板ヘルニアが本当に症状の原因であった場合、そのリハビリが効果を示すことは少ない場合もあります。
状況によっては、手術が必要となる場合もありますが、リハビリが選択された場合は当院の施術でもお力になれる場合も多くなります。
実際のケース
今回ご紹介した患者様も、最初は腰部が原因だと思われていましたが、実際には症状の原因は骨盤関節の動きの悪さ、それに伴った周辺の筋肉の緊張などが状態としてあり、調整する事で症状の変化も出たため、その辺りの問題が関与している事が考えられました。
施術を行ったところ、1回の施術で痛みの変化を実感して頂き、歩行も楽になったと仰って頂きました。
何が良いというのは、もちろん状態によって変わるので、一概には言えませんが、視点を変えることで解決策が見つかることもあります。
坐骨神経痛にお悩みの方、リハビリを続けても改善しない方は、施術を受けることで、改善の手助けになる事が出来るかもしれません。
ぜひ一度、陽のひかり接骨院・整体院にご相談くださいませ。