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症状・お悩み |
涼しくなってきたため、健康のため30分ほどのウォーキングを始めたら足の裏(踵周辺)に痛みが出て来院 |
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患者様の情報 (詳細な個人情報は伏せます) |
・50代男性 ・お仕事はほとんどデスクワーク ・4カ月前から体重が増えてきたとの事(+5,6㎏) ・元々は歩く習慣も有ったが、暑くなってきたタイミングで歩くのを辞めた 気候的に涼しくなり、健康や体重も増えてきたので歩くのを再開したが、歩くと痛みが出る、日に日に症状が悪化しているのを解消したいと考えて来院されました。 |
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来院時の状況 |
・朝一が一番痛みが強い ・歩き始めは強い痛みが出るが、しばらくすると落ち着く デスクワークなので、しばらく座っていて動き始めに痛みが出る ・自分で患部を押さえたりしたが、別に痛くはない |
| 検査での状態 |
・少し動かした後であれば、片足立ちなど色々な動作を行っても支障はない ・足首や足の指、リスフラン関節、ショパール関節などの関節の動きの悪さは有り ・膝や股関節の固さ(関節の動きの悪さ)有り ・短下肢は割と顕著(※基本的に短下肢は皆さん有ります。1㎝以上有るものを顕著とさせて頂きます) ・姿勢の問題と言うよりは、全体的に循環が上手く行ってなく、筋緊張によって身体がしっかりと動かないような状態 |
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行った施術 |
<初回> 目標としては荷重がかかった際に、痛みが出ている所へ負荷が掛からない様に、とりあえず股関節から足先までの緊張を緩め、負荷を分散させたいと考えました。 また筋緊張も相まって、おそらく循環が悪くなっているため、動きだけではなく回復が行われ難い状態になっている様に感じました。 そのため検査で出た動きの悪い関節を、股関節から足先まで筋緊張含めて順番に動かして行きました。 状態に合わせたセルフケア、身体の動かし方を説明し、初回は終了しました。 <2回目> 症状はまだあるものの、前回の施術にて効果が見られて、困り度が10→3,4になったとの事でしたので、前回の施術をベースとして行っていきました。 <3回目以降> 症状や困り度が少しずつ緩解してきたので、身体の負担を減らすように、全体的な循環良くなり、バランスが施術範囲を広げていきました。 困り度が無くなってきたタイミングにて、少しずつ期間を開けて様子をみました。 |
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経過 |
<初回> 施術前は歩きだしの痛みが出ていたが、術後は痛み無しで歩く事は出来ました。 ただ元々しばらく歩いていれば、痛みが消えていたので、ある程度血流が良くなり、筋肉が動いてくると症状が良くなる事は分かってはいたので、全体的な筋緊張を緩め、負荷に対してクッション的に使える関節が増えれば、日常の負担が減り徐々に回復するのではないかと言う仮説と、日々のケアを行う事で回復が全然変わってくるので、そちらを説明させて頂き初回は終了しました。 <2回目来院> 4日後の再来院。 デスクワーク後の痛みはかなり軽減され日中の困り度は下がったとの事でしたが、朝一の痛みは変わらず出るとの事でした。 夜中に体温が下がり、血流が悪くなるので、痛めている所は朝一の強張りと共に症状が出やすくはなります。 検査とすり合わせを行っても、仮説の方向性は間違っていなさそうなので、その方向で調整を行っていきました。 <3回目以降の来院> 3回目の時点で朝一の症状は「動き出しに気になるかな?」程度に(困り度1,2位) 4回、5回と施術を行なって行くと、朝一も日中も困る事は無くなってきたので、歩くなどの運動の再開も行っていきました。 最初は10分、20分と少しずつ時間を増やしてあるいていましたが、症状も出ずに動けたため、少しずつ施術期間を開けて調整を行っていきました。
<総評> 今回の方は状態的にも、いわゆる『足底筋膜炎』と呼ばれる状態だと思います。 ただ段階的には炎症が酷く常に痛みが出るような状態ではなかったので、上記に書いたように日々の負荷を減らし、循環を良くして回復しやすい状態にする事で、良い状態へと戻すことが出来ました。 足底筋膜炎の難しい所は足の踵の痛みになるので、日々生活していく中で、どうしても痛みの箇所に負担が掛かってしまう事になります。 早期に適切に処置を行なえば、すぐに回復される方も多いですが、回復力が上回らなければ、徐々に悪化してしまうので、常時痛や強い痛みが出るまで状態が悪くなってしまう方もいらっしゃいます。 お困りの方は、ぜひ一度お早めにご相談頂ければと思います。
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運動を始めたら踵に痛みが出てしまった50代の男性


