ぎっくり腰を早期に改善するために
四日市市の陽のひかり接骨院・整体院の見並です。
本日もブログを読んで頂きありがとうございます!
前回『ぎっくり腰』について書いたら、何人か質問を頂いたので今回は『ぎっくり腰』について少し詳しく書いて行きたいと思います。
ぎっくり腰は正式名称を『急性腰痛症』と呼ばれます。
一般的にはトイレに行くのにも困るような強い症状が出た際に『ぎっくり腰』と認識する方も多いと思います。
調べて頂ければすぐに分かるのですが、この『ぎっくり腰』には定義がありません。
そのため原因と思われるものも様々な物があります。
筋肉・筋膜が問題とされるもの、腰椎(腰の背骨)や椎間板が問題とされるもの、仙腸関節(骨盤関節)が問題とされるもの、運動パターンのイレギュラー、内臓の疲労からくるもの、神経のエラーや脳のブレーキなど多岐にわたります。
病院などで診察を受けると、腰部捻挫(腰椎捻挫)やレントゲンを撮ると背骨の間隔の狭さから椎間板の状態を指摘される事も多い様に感じます。
実際に運動の検査を行うと、患者様の状態がそれぞれ違い、そのどれもがあり得るので、定義として絞る事が難しいという事もあると思います。
実際の状態としては腰部や臀部の筋肉や、お腹をしっかり緩めたり、関節の運動が正常に出来る事を認識すると、強い痛みがその場で治まる方もいらっしゃれば、患部に炎症が起きているため、それほど動かす事が得策ではなく、冷やしたりテーピングなどで固定し患部を安静にしたほう方が、早期に痛みが落ち着く場合もあります。
これは検査を行ってお身体の状態と、反応を確認しないと何とも言えないのですが、ご自身で行う対策としては炎症が起きていると想定して動かれた方が良いと考えます。
炎症とは熱を持っている様な状態を指します。
これも人によって違いがあり、赤みが帯びていたり、触れば分かるものから、深部のため表面状では分かりづらい物もあります。
炎症が起きているかの判断方法はいくつかあるのですが、とりあえず寝ていても痛い場合や、脚を動かしても腰に響くような状態の方は、あまり無理はしない方が良いと考えます。
前回の記事でも書いたのですが、急性期の炎症が起きている時は『患部の安静』が基本です。
強い痛みが引くまでは可能であれば寝ている、動かなければならない場合はコルセットなどで保護をして頂くと良いと考えます。
通常のぎっくり腰であれば、しっかりと安静が出来ていれば、強い痛み自体は3日~1週間ほどで治まる方も多いと思います。
このタイミングでしっかりとしたリハビリが必要となってくるんですね。
ぎっくり腰の問題としては、強い痛みが引いた後、中々あと少しの痛みが取れず慢性腰痛として痛みが残ってしまう方や、ぎっくり腰をしてから動き辛さや怖さを訴えたりする方もいらっしゃいます。
捻挫や突き指をした事が有る方は、経験された方も多いと思うのですが、炎症が起きて強い痛みが出た後は、痛みが引いた後も筋肉の強張りや、動かしづらさが残ります。
指や足首などであれば、使っていく内に、数週間もすれば違和感が取れる方も多いと思うのですが、これが腰になってくると、腰の筋肉だけでなく、背中やお腹、股関節などの筋肉なども緊張させてしまうため、これが動きづらさや、症状を長引かせたりする元となります。
先ほども書いたとおり、ぎっくり腰の原因と思われるものに関しては、様々な物が挙げられるのですが、統計を取っていくと、ぎっくり腰が起きてすぐは安静、炎症が引いたらしっかりと動かす事が早期の改善、予後の症状も出辛くなるとも言われてます。
当院では、施術の前にしっかりと検査を行い、状態を把握した上でお身体の調整も行って行きますので、お困りの際はぜひご相談頂ければと思います。
四日市市で『ぎっくり腰』でお困りの方は『陽のひかり接骨院・整体院』にご相談下さいませ。