こんにちは!
四日市市の塩浜にある陽のひかり接骨院・整体院の院長の見並です。
本日もブログを読んで頂きありがとうございます。
最近は子供の姿勢のご相談も増えました。
ご相談として多いのはストレートネック(スマホっ首)と猫背ですかね。
よく「姿勢をシャンとしなさい!」とか「背筋をピシっとしなさい!」と言いますが、最近の子供たちは良い姿勢をすると「疲れた」とか、そもそも良い姿勢が出来ないという子も増えて来ました。
その原因と思わるるものにも触れつつ、今日は子供の姿勢について書いて行きたいと思います。
最初に良い姿勢について説明したいと思います。
良い姿勢は実は人それぞれ違い、万人に当てはまる定義は有りません。
人間は肝臓などの大きな臓器が片側にしかなかったりして、そもそも左右対称ではないのですが、一般的に左右対称とゴールデンラインが良いとされ、その基準から大きく外れると、色々な偏りが出るため不具合も出やすくなると考えられます。
※ゴールデンライン
耳の穴 ➡ 肩の真ん中 ➡ 大転子 ➡ 膝のお皿の後ろ ➡ くるぶしの2cm前 が一直線になる状態
基本的に人間は曲げる方の力の方が強いし、休んでいる時も楽なため、どんどん丸まり、猫背やストレートネックの状態になっていきます。
先程書いた偏りについて考えられる不具合ですが
・筋肉のバランスが悪くなる
・神経や血管の通りが悪くなる
・内臓が圧迫される
・背中が丸いと関節が動きづらい
などが挙げられます。
もう少し分かりやすい書くと、最近では集中力の問題や、ご飯が食べられない問題、頭痛などの症状が出る子供などが良く言われますが、この点から言っても、あまり良い事はないですね。
その点から考えても、姿勢は極力良いとされる姿勢に近しい状態に、定期的に行る事が重要だと考えます。
(良い姿勢もずっとは辛いですし、猫背の方がパフォーマンスが上がる場合もあるので、機能的で有る事が重要だと考えます。)
次に姿勢が悪い子供が増えた原因に書こうと思うのですが、これは勘違いではなく施術をしていて、確実に背骨の関節の動きが悪い子が、増えたと思います。
野球などのスポーツをしている少年達も見る事が有るのですが、スポーツで使っている分の疲労はあるものの、可動性や困っている事が昔と大きく変わった感じはありません。
筋力不足の面でも良く言われるのですが、身体を使う機会が大きく減った事が、不良姿勢の子供が増えた事に繋がっていると考えております。
例として挙げると、学校で授業を受け、帰ってきて寝転がったり、丸まった状態でスマホ、ゲームをしている状態ですかね。
ただ現在の生活環境で、姿勢が悪くなるから「ゲーム禁止」、「スマホ禁止」と言っても、他の子との兼ね合いも有りますし、中々言う事も聞いてくれませんし、思うような結果は出ないと思います。
問題を解決するためには、まず取り組みやすい様に問題を簡単にしてあげて、成功体験を積みながら、少しずつ生活に組み込んでいけたら、割と結果として成果が出やすい事が多いです。
問題を簡単にするためには、まず固まっている筋肉や関節を動かせる様にし、気を付ける点を「これだけは気を付けてね」とか「1時間に一回くらいは1分位肩甲骨や胸郭周りを動かしてね」とか絞ってあげると、固いと言っても若いので、これだけで大きく変わってきます。
出来る様になってきて、周りから褒められたり変化を言われると、うれしくなってくるので、自分から気を付ける様になる場合もあります。
最初の手助けと後押しが、保護者の方はとても大変だと思いますが、しっかりとサポートをしてあげると、子どもの姿勢も大きく変わってくると考えます。
四日市にて子供の姿勢のお悩みがある方は『陽のひかり接骨院・整体院』にご相談下さいませ。