こんにちは！
四日市の塩浜にある陽のひかり接骨院・整体院の院長の見並です。
本日もブログを読んで頂きありがとうございます。
今日は寝起きに痛みが出て、首が動かし辛くなる『寝違え』について書いて行きたいと思います。
最初に『寝違え』について簡単に説明させて頂きたいと思います。
寝違えとは、睡眠中の姿勢や首の動きによって、首の強張りや、動かした時に痛みや動きの制限が出る状態を指します。
発症する原因としてよく言われるものは
・睡眠中の姿勢により首の筋肉や関節に負荷が掛かってしまう場合
・慢性的な肩こりの症状がある場合
・環境により首筋や肩周り、腕の筋肉の負担が増えた場合
・何らかの形で寝返りが打てない場合
・寝具の問題
・むち打ち症などの古傷由来のもの
等が良く言われます。
一つずつ深堀して説明していきますね。
＜睡眠中の姿勢により首の筋肉や関節に負荷が掛かってしまう場合＞
寝違いだけでなく、どの様な症状にも言える事ですが、人間は寝ている時間が長いので、その時の姿勢の状態によっては、起きた時に症状を感じる事は往々にしてあると思います。
そうは言っても寝ている時に、自分がどの様な姿勢で寝ているか、しっかり寝返りを打てているかと言うのは、自覚も難しいですし、変える事も難しいと思います。
後の寝具の問題などでも、もう少し詳しく触れるつもりですが、睡眠時の姿勢の問題には寝具、筋疲労、自律神経、小脳などたくさんの物が関わるので、とても難しい問題だと思います。
＜慢性的な肩こりの症状がある場合＞
慢性的な肩こりがある状態は、首や背中、肩甲骨の筋肉の緊張が有り、関節も動き辛くなっている方が多いと思います。
筋肉の強張りが強くなると、普段は出来る姿勢でも、ふとした動作で関節に負担が掛かってしまったりする事もあります。
肩こりには自律神経の交感神経が優位になり、眠りが浅くなったり、知らず知らずのうちに緊張してしまう場合も有りますので、筋肉や関節にしても、メンタルにしても眠る前に出来るだけリラックスできる状態が作れるのが良いと考えます。
＜環境により首筋や肩周り、腕の筋肉の負担が増えた場合＞
部署が変わり日常の仕事の内容が大きく変わったり、出産などで生活の環境が大きく変わったり、生活環境が変わると、慣れない動作が増え、お身体やメンタルの負担が増える事が有ります。
最近では花粉症の影響か、確定申告の影響か、寝違えや首の痛みでのご相談が多かったので、それもこの項目に当たるかと思います。
慣れてしまえば、仕事や日常生活の中で見通しが付き、ペース配分が出来たり、身体の使い方が上手くなったりするのですが、慣れるまでは寝違えや首の痛みの症状が出てしまう方も多い様に思います。（気が張っている時は大丈夫でも、ホッと一息ついた時に出る方も多いです。）
＜何らかの形で寝返りが打てない場合＞
どれだけ良いとされるポジションでも、何時間も続くと、お身体にはあまり良くはありません。
なので寝違えだけに関わらず、寝返りを打てることが、疲労の回復や慢性症状には大きく関係したりします。
子どもや壁に挟まれて寝返りが打てない、腕枕をしている、次に触れますが寝具の問題などが考えられる場合は、それらが原因となってしまう場合も考えられます。
＜寝具の問題＞
よく質問を受けるのですが、人それぞれ身体の状態も骨格も違うので、寝具の正解と言うと難しくなります。
ただ寝違えに関しては、あまり高すぎる枕などは、首の負担も大きくなりますので、あまりお勧めできません。
最終的には寝返りを行い易い事が重要となりますので、マットレスにしてもあまり柔らかく沈むものになると、お身体の負担が大きくなってしまうと考えます。
前述の部分を踏まえた上で、個人的な意見としては、寝具の問題とは少し違いますが、自分の身体に合う物を作ったり、探したりしても、中々難しい方も多いので、どんな状態でも寝れる身体に向けて、柔軟性を高めてもらう事が重要と考えます。（骨格が出来上がった大人は限界は有りますが）
＜むち打ち症などの古傷由来のもの＞
痛めた時にしっかりとリハビリを行う事も重要ですが、むち打ち症などは当日ではなく、後日症状を感じる事も多いので、病院や接骨院などには行っていないという方も多いです。
交通事故のむち打ち症など、過去に首を痛めたことがある方は、その傷を起点として、筋肉や関節の動きのバランスが悪く、負担も偏りやすいため、ふとした時に痛めやすくもなります。
簡単に書いて行きましたが、このそれぞれが独立している訳では無く、複数の問題とタイミングが絡み合って、発症する方が多い様に感じます。
問題はどの様に対処すれば良いのかという点になってきますが、原因だけで少し長くなってしまったので、解決方法に関しては次回のブログで書いて行きたいと思います。
四日市にて『寝違え』『首の痛み』でお困りの方は『陽のひかり接骨院・整体院』にご相談くださいませ。