こんにちは!
四日市の塩浜にあ『陽のひかり接骨院・整体院』の院長の見並です。
本日も当院のブログを読んで頂き、ありがとうございます!
ほぼ毎年参加させて頂いているのですが、今年も11月に全国から治療家の先生が集まる治療家合宿に参加します。
毎年内容が濃く、知らないワードが飛び出す事も多いので、油断をしていると置いて行かれてしまいます。
事前にテーマも決まっているので、それについてしっかりと準備を行っておくこともかなり重要だと考えております。
昨年に続いて、今回の治療家合宿の講義のテーマは『自律神経』になります。
そのためセミナー当日に向けて、自律神経系の復習も兼ねて、何回かに分けて『自律神経』について発信していきたいと思います。
今回のブログは初回なので、まずは基礎的なお話から
自律神経は外部刺激、内部刺激に対して、身体を自動的に調整してくれる神経になります。
主にONとOFFの2つに分かれており、ONの方が交感神経、OFFの方が副交感神経と言われます。
(ポージェス博士の提唱したポリヴェーガル理論ではこの副交感神経がさらに2つに分かれ、腹側迷走神経と背側瞑想神経に分けられます。これは後に説明します。)
これらが環境に合わせて切り替えを行う事や、バランスを上手く取る事で、上手く生活が出来るようになっています。
ONの状態の時は闘争神経や逃走神経ともいわれるように、物事に備え緊張している様な状態にもなります。
これによる眼球や呼吸、血管や心拍などの、身体にも様々な反応が出て、この状態の変化が施術の反応を見る検査にも使われます。
交感神経 |
|
副交感神経 |
増加 |
心拍 |
減少 |
激しく |
呼吸 |
緩やか |
収縮 |
血管 |
拡張 |
収縮 |
筋肉 |
弛緩 |
抑制 |
胃腸 |
促進 |
促進 |
発汗 |
減少 |
開く |
瞳孔 |
閉じる |
減少 |
唾液 |
増加 |
働く |
脳 |
鈍く |
このように相反する作用をします。
走っている時の状態をイメージすると「呼吸も激しくなるよね」とか「心臓もバクバクとなるよね」とか覚えやすいかもしれませんね。
主にデスクワークや対人関係、栄養面からの交感神経過多になっている方や切り替えが上手くいかない方が多く、この状態からどの様にしてリラックスできる状態、バランスが取れている状態に持っていくのかも施術では関われる所かと考えております。
OFFの時はリラックスする神経になり、睡眠や内臓などを回復するのに重要な機能になります。
ただこれも切り替えが上手くいかないと、仕事や学業など頑張らなければいけない時に、上手く活動できない状態になってしまう場合もあります。
切り替えやバランスを取るためには、まずは運動や食事、生活習慣の見直しが必要で、これにより解消できる方も多いです。
自分では気付き辛い事も多いので、レコーディングと呼ばれる記録を取ったり、カウンセリングを受けるというのも一つの手になります。(当院でもカウンセリングを行ってます)
ざっくりと書きましたが自律神経は奥が深く、書き出すと長くなるので、とりあえず何篇かに分けて投稿します。
最後までブログをお読み頂き、本当にありがとうございました!
自律神経症状でお困りの方、カウンセリングからでも受け付けておりますので、よろしければご相談くださいね。