四日市市の陽のひかり接骨院・整体院、院長の見並です。

 

少し前の夏の暑さに比べると、割と過ごしやすい陽気になったようにも感じますが、朝晩の寒さと比べると、日中が暑かったり、一日の中でも気温の変化が激しい時期になってきたようにも感じます。

 

季節の変わり目には、お身体がその環境の変化に適応するため、自律神経などに大きく負担をかけ、知らず知らずの内に疲れが溜まってしまっている方も多いと思います。

 

そういった事も相まってか、先日私自身が『ぎっくり腰』いわゆる急性腰痛になってしまいました。

 

大体の方が立ち上がる際や、くしゃみを行った際、草抜きなどを行った後などになる事が多いのですが、今回私は娘とバスケットボールをしていて、痛みが出て来ました。

 

私、これで腰を曲げながら患者さんの前に出たら、さすがに説得力が無いため、急ピッチで問題点を探し、施術を行って行きました。

 

最初の状態としては、まずどういった時に痛みが出るのかチェックします。

 

・安静時（何もしていなくても）左仙腸関節部（骨盤関節）に痛み有り　➡　おそらく炎症が多少あったと思われます。

・立位、座位(➕)歩行時(➕)

・前屈はゆっくりなら出来る(斜め前に身体を倒すのは痛みが強く無理でした)

・身体を後ろに反らす事は出来ない(前屈から身体を戻す時に痛み有り)

・体幹の左回旋は痛みが有り難しい、右は行ける状態

・正面から見た際に骨盤は右に振ってる　➡おそらく逃避姿勢（痛みから逃げる姿勢）

・右側臥位(➖)左の横向きで寝るのは出来ない　➡起き上がると固まっている様に感じ、しばらく動きづらい

(骨盤が右に振ってるから所に圧迫が掛かるから太ももの後ろの筋肉も関係してそう)

・SLR (➖)パトリック(➖)　➡整形外科で行われる椎間板や骨盤関節のチェックです

・SLRは大丈夫だけど左足は80度くらい挙げると仙腸関節部に痛み有り

 

身体の状態としては

 

・左胸鎖乳突筋（首の横辺りの筋肉）過緊張、動かすと痛みが出る状態

・胸筋、大臀筋、腹筋、腸腰筋辺りは珍しくそれ程緊張していない　➡　割のお腹由来の『ぎっくり腰』多いです

・腹横筋は緊張してる　➡　腰の筋肉は連動してますし、痛みが強いと身体安定させるのに使いますからね

・胸椎は割と動く　➡　割と胸椎が固くて、腰の負担が増えてるパターンも多いのですが、今回は違うみたいです

・左外側広筋（太ももの筋肉）、腓腹筋内側の過緊張(押さえると楽)

・メンタル系は無さそう　➡　頭がいっぱいいっぱいだったり、怒ってたりすると緊張状態などから出る事もあります

・腸は少し張ってる

 

などなどざっくりと書くと、こういった状態でした。

 

『ぎっくり腰』では、機序によって炎症状態が起きている場合も有るため、患部を押さえる事はあまりしない事が多くなります。

 

状態がひどくならない様に注意を払いながらですが、せっかくの機会なので、自身に色々と試しに行ってみました。

（患者さんでは出来ませんからね）

 

施術もですが、運動療法、機械で行う筋膜リリース、ビタミンCの摂取などなど効果が有りそうな物は本当に色々行ってみました。

 

施術の甲斐もあってか、次の日には最初の痛みを10とすると３ぐらいになり、出来る動作も増えたので、滞りなく施術を行うことが出来ました。

 

3日目にはほとんど痛みもなく、日常生活に戻る事も出来たので、割と効果は有ったように思います。

 

僕自身の体験もですが、患者様からご相談頂く場合も、早期に処置を行うと、ぎっくり腰は比較的早く良くなる事も多いので、我慢せずになるべく早くご相談頂ければと思います。

 

四日市市で『ぎっくり腰』『腰痛』でお困りの方は『陽のひかり接骨院・整体院』にご相談くださいませ。